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全面打診調査とは?後悔しないためにも基本をしっかりとおさえておこう

全面打診調査とは?後悔しないためにも基本をしっかりとおさえておこう

全面打診調査とは建築基準法で定められた定期調査

全面打診調査とは、「建築基準法」という法律によって定められた定期調査のことを指します。平成20年の建築基準法改正により、外壁の定期的な全面打診調査の実施と報告が義務付けられたのです。

落下により歩行者等に危害を加える恐れのある部分については、全面的に打診等による調査を実施しなければなりません。ケースによって全面打診すべき範囲は異なりますが、実施・報告を怠ると罰金が科せられることもあり注意が必要です。

全面打診調査には6つの方法がある

全面打診調査には、6つの方法があります。具体的には、仮設足場、高所作業者、ゴンドラ、ブランコ、ロープアクセス、そして赤外線サーモグラフィの6つです。

仮設足場は安全性が高く大規模な建物の調査にも適していますが、設置と解体に時間・費用がかかります。高所作業者やゴンドラ、ブランコは足場の設置が不要ですが、コストの問題や安全性の問題から大規模な建物の調査にはあまり向いていません。ロープアクセスは足場が要らず手軽にできますが、大規模な建物の調査には向いているとはいえないでしょう。

全面打診調査の一般的な流れ

全面打診調査を依頼する際には、一般的な流れがあります。通常は、業者への問い合わせから見積もり、調査の実施、報告書の作成の流れです。

全面打診調査はまず、外壁打診調査会社へのお問い合わせから始まります。問い合わせをしたら調査にかかる費用の見積もり作成をしてもらい、料金に納得した段階で調査を依頼しましょう。そして調査を実施してもらった後、報告書を作成してもらうことも重要です。報告書のない方を確かめ、不明点があれば質問することをおすすめします。