地震に備える【耐震診断】おすすめ5社比較
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耐震診断の流れをチェック!完了までのプロセスについて

耐震診断の流れをチェック!完了までのプロセスについて

基本情報を得るための予備調査

耐震診断はいきなり本格的な調査を進めるのではなく、まずは予備調査を実施します。予備調査とは建物の基本情報を得るために必要な調査です。調査対象となる建物の概要や設計図書の確認、調査に必要な資料の収集などを行います。

効率的な耐震診断実施のためには、耐震診断の計画立案も必要です。また耐震診断の概算見積書を作成するうえでも重要な工程といえます。なお必要な資料が不足しており、実測などの作業が発生した場合、通常より費用が高くなるケースが少なくありません。

図面と照合しながら行う現況調査

続いては現況調査です。現地調査と呼ばれることもあります。現況調査は設計図面と照合しながら行うのが一般的で、図面がない場合は一から制作が必要です。

図面照合以外にも、劣化度合いの目視確認や敷地内・周辺の状況チェックなども実施します。補強の必要性を判断するための簡易的な診断では、コンクリートコア採取など破壊調査は行いません。より精密な調査の場合は必要に応じて、構造を確認するために壁などの破壊を実施します。

調査の結果を踏まえた耐震診断

予備調査および現況調査により十分なデータが集まったら、耐震診断を進めます。耐震診断は旧耐震基準で建築された建物を対象に行われる診断です。現行の耐震診断と比較しながら、各種基準や指針に準拠して判定を行います。

耐震診断の結果で耐震性能の低さが判明した場合、耐震性を高めるための改修工事が必要です。耐震診断の結果を踏まえ耐震補強の具体的な計画を進め、業者に耐震補強工事の依頼を行います。地震による被害を防ぐには、迅速な対応が大切です。