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利用者も増えている!赤外線調査のメリット・デメリットを把握しよう

利用者も増えている!赤外線調査のメリット・デメリットを把握しよう

足場を組む必要がないので費用が抑えられる

赤外線調査のメリットとしてまず考えられるのが、作業員のための足場を組む必要がない点でしょう。調査員が直接壁にアプローチする必要がなく、赤外線カメラを使用して外壁の状態を確認するためです。足場を組む必要がない分、調査費用を抑えることが期待できます。

さらに近年では、ドローンを活用した赤外線調査も行えるため、高所の外壁でも調査可能です。こうした理由から、近年になって赤外線調査は非常に人気を高めています。

短い期間で作業を終えることができる

赤外線調査の魅力的なポイントとしては、打診調査と比較して短い時間で作業を終えられる点も挙げられます。足場を設置せずに、赤外線カメラによる撮影だけで調査を終えることが可能だからです。

調査期間が短いということは、それだけ人件費もかからないということにもつながります。赤外線調査が比較的費用を抑えられる点は、このことも理由の1つになっていると考えられるでしょう。なるべく手軽に調査を進めたい場合、赤外線調査は有力な選択肢です。

建物密集エリアでは赤外線調査ができない場合がある

費用や工期を抑えられて非常に便利な赤外線調査ですが、建物が密集しているエリアでは調査ができないこともある点には注意しなくてはなりません。赤外線カメラの見え方は、周囲の建物からの赤外線エネルギーの反射によって変わってしまうことがあるからです。

このように、赤外線カメラは対象を正しく撮影できなければ精度が落ちてしまうリスクを持ちます。周囲に建物が無くても、複雑な形状の建物であればやはり赤外線カメラは適していないと考えられるでしょう。